さがけいばニュース

山口勲騎手のレース騎乗再開について

本年43日未明に佐賀競馬所属の山口勲騎手が道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで逮捕され、大きく報道されたことにつきましては、競馬ファンおよび関係者の皆様に多大なるご心配をおかけし、心より深くお詫び申し上げます。

 

当競馬組合では、山口騎手本人や家族からの事情聴取を行い、同騎手から当日の運転に関する資料の提出を受け、併せて、当競馬組合に寄せられた第三者の目撃情報について精査をいたしました。

 

その結果、同騎手は、飲酒後約7時間の睡眠をとった後に運転をしていること、一部報道にありましたような、警察車両を見て、急ハンドルや不自然な方向転換等の特異な運転は行っていないことを確認し、このことについて提出された資料やお寄せいただいた目撃証言に反するところは認められませんでした。

 

46日以降、本人の申し出によりレース騎乗を自粛してまいりましたが、426()から同騎手の騎乗を再開することといたします。

なお、当競馬組合としての同騎手に対する処分は、刑事処分の確定と合わせてすみやかに検討し、その結果については本ホームページにて発表いたしますので、ご理解の程お願い申し上げます。

 

佐賀競馬では20173月から、騎手に対し、レース騎乗前のアルコール呼気検査(不定期・抜き打ち検査)を実施しております。道路交通法と同じく0.15mg/lを基準値とし、もし基準値以上のアルコール濃度が検知されれば、当日の騎乗を禁止し、騎乗停止処分が科されることとなっています。このルールにおける違反者は、これまで発生しておりません。

 

この度の所属騎手逮捕につきましては、佐賀競馬として重大な事案と受け止め、競馬関係者および職員全員に対する一層の研修強化を通じて、道路交通法その他法令順守を徹底してまいります。

 

佐賀県競馬組合